“平原綾香”熱唱で憂さ晴らし!? 安倍総理「ゴッドマザー」卒寿の宴

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 作曲家・ホルストの代表作『惑星』は、占星術に傾倒した彼が7つの惑星の神をイメージした組曲だ。 “ゴッドマザー”こと安倍首相の母・洋子氏を重ねるなら、老年の神・土星がお誂(あつら)え向きか。

 この6月で90歳になった洋子氏の卒寿祝いが16日、恵比寿にある高級フレンチ「ジョエル・ロブション」で開かれた。つい2週間ほど前にはホテルオークラでの出版記念パーティーに参加し、コースメニューをたいらげ、シャンパンやワインのグラスを空にした洋子氏。90歳を過ぎても“ゴッドマザー”としての威厳に陰りは見えないようだ。

「卒寿祝いには、長男で三菱商事関連会社社長の寛信氏、次男の安倍首相夫妻、三男の岸信夫代議士も出席していました。司会を寛信氏が務め、乾杯の挨拶は安倍首相がしていましたよ。親族を中心としたアットホームな会でしたが、60人ほどは居たんじゃないでしょうか」(出席者の一人)

 回復傾向にある支持率や、不安定な国際情勢は、祝宴の和やかなムードを壊さぬよう、乾杯挨拶で話題にすることはなかったという。

「シャンパンでの乾杯から程なくして登場したのが、紅白出場歌手の平原綾香さんでした。第一次安倍内閣の時に日中国交正常化35周年を迎え、国際交流事業で平原さんは首相と面識を持ったとか。彼女が卒業した洗足学園の理事長と洋子さんも親交が深く、出演に至ったようです」(別の出席者)

 歌ったのは、ホルストの『木星』に日本語詞を付けた代表曲、『Jupiter』など2曲。彼女の美声で『ハッピーバースデー』を歌った時には会場も大盛り上がりだった。

「洋子さんも満足そうに拍手してましたよ。みっちり3時間ほどの祝宴後にはお見送りまでこなし、パワフルさは健在でした。心配だったのは耳が遠くなっていたことくらいかしら」(同)

 木星の神は〈歓楽の神〉。卒寿祝いにぴったりの選曲だったことは偶然か。

週刊新潮 2018年6月28日号掲載

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