「王貞治さん」再婚 娘・理恵さんが本誌に明かしていた“複雑な胸中”

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色んな感情が…

 ここまでの関係ならば、まだ2人の籍が入っていないのが不思議なくらいだ。交際して10年近く、このままの「事実婚」状態ならば、逆にケジメの点で“実直”で知られる王氏のイメージもダウンしかねない。

「王さん自身は籍を入れたいと思っている。でも、障害となっているのは娘の理恵ちゃんなんです」

 と語るのは、先の知人。

 王氏には3人の娘がいるが、理恵さんはその次女。スポーツキャスターとして活躍し、包茎クリニック医師との婚約破棄でも話題になったのは記憶に新しい。

「理恵ちゃんは、お母さん思いで、今でも週に1〜2回は墓参りに行くほど。夫がスターゆえの母の苦労を見ていたこともあり、父の再婚に納得しないんです。王さんはその理恵ちゃんに昔から頭が上がらず、友人たちには“本当は籍を入れて彼女を安心させてやりたいんだけど、理恵が反対して出来ないんだ”と漏らしています」(同)

 もっとも、理恵さんだって齢45。自身も結婚、離婚を繰り返し、今年の1月には3度目の入籍も果たしている。幸せのみぎり、パパのことも応援してあげても良いのではと思うのだが――。

 当の理恵さんに聞くと、言葉を選びながら、

「やっぱり娘として亡くなった母への思いがあって、複雑な気持ちが。ただ私も結婚して家を出たので、もう賛成とか反対ではなく、父の決断次第だと思います」

 だが、もし結婚式に呼ばれたら祝福しますか?と尋ねると、

「うーん。それはあまりにも色んな感情があり過ぎて……。今の時点では何とも、わからないかな……」

 一方の王会長に尋ねると、

「僕たちは今の状態でお互いに納得しているからね。結婚は今後の流れ次第でしょう。娘が難色? そりゃ当然でしょ。でもこれは僕の問題だから関係ない。娘じゃなく、オレがそうするかどうかの話だよ」

 とまれ、一日も早くおめでたいお知らせをお聞きしたいものである。

週刊新潮 2015年11月26日雪待月増大号掲載

「ワイド特集 ふとどき者ほどよく眠る」より

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