アッという間に七段になってしまった「藤井聡太君」の“悩み”とは?

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いろどり弁当は私が買いに行きました

 とんでもない15歳なのである。こと将棋に関しては、向上心が旺盛でストイックでありながら、ニキビ跡も残るあどけない顔立ちで、受け答えは謙虚、将棋に集中しすぎるせいか忘れものが多いウッカリ屋さんだったりもして……ああもう堪らない! 一時は対局中に何を食べたのかまで、話題になったのは記憶に新しいが、ことほど左様に、世のお姉さまたちの母性本能をくすぐらずにはおかない存在となっているのだ。

 大変失礼ながら中学校の同級生にモテモテだったとは思えないけれど、今年のバレンタインデーには彼のもとにチョコレートが殺到。それを察した日本将棋連盟が異例の“バレンタインデーチョコ手渡し自粛の令”を発したほどである。ちなみに昨年はひとつも届かなかったとか……。

 であるから、目下の悩みはコンビニにも自由に行けないことと、師匠が打ち明けるのである。

「先日、私の名古屋の研究室で“勉強会”をしていたのですが、お昼ご飯は私が買いに行きました。彼が表に出るとどうしても注目を浴びてしまいますからね。え?何を食べたか? “いろどり弁当”というお弁当で、9つくらいの仕切りに色々入っているものです。彼は食にこだわりはないのですが、好奇心があるタイプですから色々食べてみたいんでしょうね」(杉本七段)

 自分の手料理を食べさせてあげたいと思うお姉さまも多いのでは――だが、あまりに近づくのは迷惑のようだ。

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