レーガンから中曽根への“援護射撃”だった「ロン・ヤス」関係――NAKASONEファイル

国内 政治

  • ブックマーク

機密指定解除「NAKASONE」ファイル(4)

 中曽根康弘総理とロナルド・レーガン米大統領の「ロン・ヤス」関係は、米国の計算によるものだった。対日戦略を決定する文書「NSDD第62号」に、レーガン大統領が署名したのは1982年10月25日。中曽根政権発足のおよそ1カ月前のことである。就任後に中曽根総理がとった政策は、ほぼ「NSDD第62号」と重なるものだった。

 ***...

記事全文を読む

Advertisement

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。