「ティラーソン解任」はトランプ大統領の「原点回帰」

国際Foresight 2018年3月15日掲載

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 レックス・ティラーソン国務長官の解任は、不気味なタイミングで行われた。そもそも昨年10月に、ティラーソン国務長官がドナルド・トランプ大統領を「愚か者」と呼んだことが報道されて以来、解任はいつあってもおかしくない状況となり、問題はタイミングだけという状況だった。しかし今回の解任は、我々同盟国が恐れる最悪のタイミングで行われた。

 これまで、政権内のパワーバランスは、ジョン・ケリー大統領首席補佐官やジェームズ・マティス国防長官らの現実派が、スティーブン・バノン前首席戦略官兼上級顧問などの「アメリカ・ファースト」の現状否定派とトランプ大統領による極端な政策にブレーキをかける役割を果たしてきた。...

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