日本の子ども、7人に1人が貧困  増える高校生ワーキングプアの実態

国内 社会

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 子どもの7人に1人が相対的貧困の状態にある日本。それを聞いても「そんなにいるのか」と疑念の声を上げる人もいるだろう。もちろん貧困とは言ってもアフリカの国々のような絶対的な貧困ではなく、全国民の所得の中での相対的な貧困であり、だからこそ見えにくい。しかし、この相対的貧困こそ、先進諸国で問題となっている現代の貧困なのだと指摘するのは、10年以上に亘り貧困の実像を取材し、放送してきたNHKスペシャルの取材班だ。
「相対的貧困」とは、その社会において当たり前とされる生活をするのが困難な生活水準に置かれた状態のことを指す。...

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