小室哲哉の最後の曲に? 同情票あつまる「ラストアイドル」のクオリティは……

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〈歌詞が酷い〉

 小室といえば、「週刊文春」に不倫疑惑が報じられ、音楽活動の引退を発表したことが話題を呼んだ。これによって世間は“小室びいき”一色となったわけだが、この記者が声を潜める理由もここにある。

「だって、いま小室さんを悪くいうと絶対叩かれるじゃないですか。でも本音を言わせてもらうと、小室さん、『ラストアイドル』のプロデュースでは完全に老いを露呈している感じがありますよ。秋元さん、つんく♂さん、そして現役アイドルの指原はまだしも、小室さんと織田さんの楽曲はダサくて……。特に小室さん、引退されるわけですから、下手すればこれが最後のプロデュース曲になる可能性だってあるんですから」

〈こんなに長くて素敵な夜だと 今まで1度も観たことなかった 北斗七星〉

 との歌い出しで始まる小室の楽曲「風よ吹け!」では、マーチングバンド風の振付が展開され、

〈ほんとにバランスいいのは 公園にあったSeesaw みたいな感じで…〉

と歌われたのち、“不思議な楽器”でおなじみテルミンが奏でられて、サビへ。

〈風よ吹けー! 僕たちの 未来のために〉

 たしかに“今”っぽさはないし、SNSを見ても称賛の声の一方で、

〈なんかよく分からなかった〉〈歌詞が酷い〉〈北斗七星のテルミンびょ~んはないわ〉

 といった意見もちらほら。とはいえ、そこは各々の好みなのでは。

「ごもっともですが、セカンドシーズンでMCを務めているユースケ・サンタマリアも、スタッフに『ちょっとがっかりだよね』と苦笑していますから。現在のところ、『ラスト~』が2勝し、CD化にいちばん近い曲がこれなんですよ。それで投票ですから、“同情票”もかなり入っていると言われています。もし発売されれば、騒動後のプロデュース曲ということで話題にもなるでしょうが、そんなことで決まったら番組のコンセプトがおかしくなってしまいますよ」

 企画にとって追い風か向かい風かは分からないが、とにかく風よ吹けー!な状況である。

週刊新潮WEB取材班

2018年2月24日掲載

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