アキラ100%の“お盆芸”失敗 実母は「目の前が真っ暗に」

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露出しない工夫を…

 では、実際のところはどうだったのか。

 ある民放局員に聞くと、

「生放送で局部を露出したら、BPO(放送倫理・番組向上機構)で審議されるだけじゃ済まず、公然わいせつ罪に問われる可能性もある。なので、万一の失敗に備え、必ず前張りなどで隠します」

 と、業界の常識として「見えた」説を否定する。

 そこで、フジテレビの企業広報室に確認したところ、

「生放送にあたり、アキラ100%氏は番組制作スタッフの協力のもとで入念なリハーサルを行い、更に万が一失敗しても局部が露出しない工夫を施していました。従って、今回の放送において局部露出は一切されておりません」

 前張りかどうかはともかく、やはり何かしら穿いていたようなのだ。

 が、こうなると、アキラにとっては、些(いささ)か困った事態になる。

「彼の面白さは、もしかしたら見えちゃうかもしれないというヒヤヒヤ感、ガチンコ感にある。生放送では局部が見えないように、あらかじめ隠していたとなると、『看板に偽りあり』ということで、視聴者が冷めてしまいかねませんからね」(先の局員)

 裸に見えて実は海パン一丁のとにかく明るい安村とは違い、「穿いている」からこそ芸人としての将来が「安心できない」という逆説的な問題を抱えることになったアキラ100%。芝居のオファーが増えているそうなので、今後は身体の露出を減らして、芸能シーンでの露出を増やしていくしかあるまい。

週刊新潮 2018年2月15日号掲載

ワイド特集「雪にかいた『告発状』」

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