自称“派閥のナンバー2” 線香配布「茂木大臣」の永田町での嫌われぶり

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 参院自民党の吉田博美氏が以下の発言を行ったのは、国会開幕直後の代表質問でのことだった。

〈「忖度」ではなく「損得」で動く政治や政治家からは、「信頼」は生まれてくるはずもありません。まさに「信なくば立たず」であります〉

 これを受け、

「吉田さんが代表質問で言った『忖度ではなく損得で動く政治家』って、茂木のことを指しているんですよ」

 と、物騒なことを口にするのは、茂木敏充氏(62)が名を連ねる額賀派(平成研)メンバー。

 すでに報道されているように、竹下登元首相を祖とする経世会の流れを汲むこの派閥は、上を下へのゴタゴタ真っ最中。事の経緯を政治部デスクに聞くと、

「去年12月のことです」

 とし、まとめてくれる。

「21人いる平成研の参院議員を中心に“額賀さん、会長を辞めて竹下さん(亘総務会長)に譲ってください”と連判状を書いた。もちろん、引退してもいまだ参院を束ねる青木さん(幹雄元官房長官)が『諒』としたものです。それをもとに参院幹部が額賀に直談判したけど、辞める気がない。自身が総裁候補でもなく、後進も育てず、存在感は示せない。週刊新潮が書いた愛人問題だってあったでしょ。2月1日までに決断しないなら、参院の連中は出て行くって息巻いているんです」

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