茂木大臣 これが「線香」「衆議院手帖」配布リストだ!!

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 茂木敏充大臣(62)は線香や衆議院手帖を、政党支部を通じて配布したと弁明しているが、それは真っ赤な嘘である。その証拠が、画像1と2の資料だ。

 これは、栃木県栃木市にある茂木敏充事務所が作成した線香の配布先を示すリストである。茂木大臣が代表を務める政党支部(自民党栃木県第5選挙区支部)で作成されたものでは断じてない。つまり、茂木大臣は政党支部を通じて線香を配布していたわけではない。

 茂木大臣は、栃木県内の個人事務所で配布先を選定、「政治家・茂木敏充個人」として線香を配布していたのだ。以上から、茂木大臣は公職選挙法199条の2が禁じる寄附行為を行っていたと判断せざるをえず、その行為は違法であったと言わざるをえない。

 茂木大臣は線香だけではなく、衆議院手帖についても、政党支部ではなく個人事務所で配布先や配布数を示す内部資料を作成していた。画像3と4がその証拠だ。

 これらの事実に加えて、茂木事務所は『週刊新潮』が昨夏、最初に手帖の配布問題を報じた後に、資金管理団体と政党支部の政治資金収支報告書を訂正している。その訂正によると、茂木事務所が政治家個人の資金管理団体で手帖を購入後、無償で政党支部に寄附した形を取っているのだ。それは配布主体が政党支部だったと言い逃れをするための偽装工作だと専門家は指摘している。

週刊新潮WEB取材班

2018年2月6日掲載

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