白鵬「右ひじ特注サポーター」の異常硬度 2枚重ね、対戦相手は“やすりで削られたよう…”

スポーツ 週刊新潮 2018年2月1日号掲載

  • ブックマーク

“改良”

 白鵬がサポーターを2枚重ねて装着していることは前述した。その点、先のサポーターメーカーの担当者は首を傾げて、

「内側のウール素材のサポーターは患部を温め、一日中つけていられる物。外側の強圧迫サポーターは競技中の短時間、患部をサポートする物です。正直、この2つを組み合わせて使うのは聞いたことがありません」

 と、語るのだ。

「それにより、かち上げの威力が増すかどうかは分かりません。ただ、かち上げをした時に自分のひじを守る効果は期待できます」(同)

 不可解な点は他にもある。

「そもそも、ひじに膝用の強圧迫サポーターを使っている時点で本来の使用方法とは違うのですが、サポーターの向きも正規のつけ方とは違う。ひじの内側にくるべき部分が外側にくるように装着している。内側にくるべき部分は、膝を曲げた時に生地がだぶつかないよう、特に編み目を粗くしてあります」(同)

 その強圧迫サポーターの色はホワイトかブラックの2色。ところが、白鵬が装着している物は肌色である。

「製品を紅茶で染めている、という話をウチの社員がどこかから聞いてきたことがあるようです」(同)

 すなわち、少なくとも「色」に関しては既製品に「改良」を加えているわけだが、

「実は、業者に頼んで製品そのものも改良している、との情報がある。改良の際、白鵬サイドは、動物に噛まれても破れない特別な手袋と同等の硬度にするよう求めたそうです」(相撲協会関係者)

次ページ:相撲人生は終わり

前へ 1 2 3 次へ

[2/3ページ]