「国分太一」新番組がゴールデンへ? 総合演出は脱税の「前科者」だった

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「新年2回目となるビビットですが、国分太一さん、インフルエンザです。すみません。ご覧の通りいらっしゃいません」――共にMCを務める真矢ミキがそう告げたのは、1月5日放送の情報番組「ビビット」(TBS系)でのことだ。朝の顔としてお馴染みのTOKIO・国分太一を襲った悲劇の裏では、彼と局との間で暗闘が起こっていた。

 待ち受ける国分と番組の命運を考えれば、まさに暗雲垂れ込める新年のスタートを切ったといえよう。

「実は、ビビットは今年上半期にも打ち切りの方向で調整を進めています」

 と声を潜めて明かすのは、さるTBS幹部である。

「平均視聴率が2〜3%台と低迷が続いていたのですが、1年前に起こった不祥事が引き金となって、国分さんは番組を続けたくないと漏らしているんです」

 問題となったのは、昨年1月31日に放送された多摩川の河川敷に住むホームレスを取り上げた件だ。番組では、たくさんの野良犬を飼育する男性を「犬男爵」「人間の皮を被った化け物」として紹介した。取材に対し声を荒らげる男性の様子も流したが、これらは局が事前に仕込んでいた、いわゆる“ヤラセ”だった。

 これを受け、BPOは「放送倫理違反」と判断し、武田信二社長が謝罪に追い込まれたのである。

 TBS社員が言う。

「これ以来、国分さんとスタッフとの信頼関係はズタボロになってしまった。なんとか関係を維持したい局側は、国分さんを冠にした番組を新たに用意したんです」

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