本人の我がままも影響? 「安室奈美恵」紅白リハ写真が偽装されたワケ

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 目玉とされた歌姫を土壇場で口説き落としたものの、蓋を開ければ視聴率は歴代ワースト3。そのうえ、年明け早々には、リハーサル写真を“本番中の撮影”と偽って、マスコミに配布していたことがバレてしまった。まさに踏んだり蹴ったりのNHKだが、前代未聞の珍事が起きたのには、あるワケがあった。

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 昨年のNHK紅白歌合戦は、安室奈美恵(40)がギリギリのタイミングで出場を決めたが、視聴率は39・4%とふるわず、局の思惑は見事に外れる結果となった。それだけでなく、

「年が明けてからもケチがついてしまいました」

 と言うのは、スポーツ紙のNHK担当記者。

「安室は、紅白会場のNHKホールとは別のスタジオから中継しましたが、スタジオ内にはマスコミのカメラが入ることが許されませんでした。代わりにNHK側でスチール写真を撮り、本番が終わり次第、各社に写真を配布するとなっていたのです」

 約束通り、安室の出番後の23時半すぎ、各社に画像が配布された。すると、

「衣装や髪型は基本的には同じなのですが、画像データを開くと、撮影日時が30日の18時台になっていました。その場でNHK側に詰め寄る社もありましたが、なにせ朝刊の締め切りが迫っていて慌ただしい時間です。しかも、局の担当者は本番の写真だと言い張るので、まさかとは思ったんですが……」(同)

 結果、一般紙、スポーツ紙のほとんどが、リハーサルの写真を「本番写真」として紙面に使用してしまうことに。年が変わって、1月4日、本誌(「週刊新潮」)を含めた数社がこの点をNHKに指摘すると、翌5日になって慌てて記者発表を行ったのである。

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