ジャニーズに対抗? オスカーが“男劇団”でイケメンビジネスに参入の衝撃

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飛び交う「女性顧客重視説」や「弱体ジャニーズ撃破説」

「元SMAPの3人が代表例ですが、女性はファンを簡単に辞めません。逆にAKBの男性ファンなどを見ると、グループ卒業後は冷淡になってしまう動きも目立ちます。俳優の世界でも同じで、女優に比べると男優のほうが、結婚などプライベートの変化が人気に及ぼす影響が少ないのです。オスカープロモーションは、そうした“安定顧客”の獲得を目指して、今回の劇団を立ち上げたのではないでしょうか」

 極端な例かもしれないが、山口百恵(58)は結婚で引退した。しかしながら夫の三浦友和(65)は、名優としての評価を増す一方だ……。いや、もっときな臭い指摘をする関係者もいる。

「オスカーが勝負に出たのは、やはりジャニーズの弱体化が大きな影響を与えているでしょう。SMAP独立騒動が会社のイメージを悪くしたのは言うまでもありません。少なくともネット上では“反ジャニーズ”一色です。この間隙を突いた格好ですから、ジャニーズ以外の大手事務所も脅威に感じているはずです」

 果たして関係者の指摘は本当なのか、取材を依頼した。すると鈴木誠司・取締役副社長が対応してくれた。開口一番、笑顔で「マーケティングとか、他社さんの動向とか、全く考えていませんよ」と一蹴する。

「弊社は1970年に設立し、東京五輪の開かれる2020年に50周年を迎えます。当初から『男性スターも自社で育成する』との目標は持っていたのですが、なかなか実現に至らなかった。しかし創立50周年を前に、残っている“宿題”をやり遂げようということで、今回の結成に至ったんです」

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