止まらない「ハリウッド」醜聞 D・ホフマン、S・セガールの名も

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 大物映画プロデューサー、ワインスタイン(65)の事件をきっかけに、セクハラ追及の火の手は、今やハリウッド中に広がっている。

「まさに“次は誰だ”という雰囲気。追及や断罪のスピードも、ますます上がる一方です」(北米在住のライター、關陽子氏)

 とくに注目されるのが人気俳優のケビン・スぺイシー(58)。主演の連続ドラマ「ハウス・オブ・カード」は、日本でもネット配信されている。が、10月下旬に俳優のA・ラップ氏(46)が、14歳のときに、半ば強引に性的関係を持たされたと告白。すると、数日後には同シリーズの製作中断が決定。

「関係者の逃げ足も速くなっていますね。セクハラで報道されたプロデューサーや有名俳優なども、すでに30人前後になります」(同)

 11月上旬には、あの「卒業」のダスティン・ホフマン(80)も追及の対象に。1985年当時、「セールスマンの死」の撮影にインターンで参加した17歳女性に、自分の足をマッサージさせ、さらに自分も彼女をマッサージ……。ホフマンは報道後にすぐ謝罪したが、もちろん大ダメージ。

 一方、“沈黙”したままなのが、スティーブン・セガール(65)。女優P・デ・ロッシさんに、「彼は私の前でズボンのチャックを下ろし……」とツイッターに投稿されてしまったのだが……。

 まだ続く、筋書きのないドラマ。ワインスタイン逮捕が一つの節目だろうか。

「新たな被害告白もあり、“年内にも逮捕”との情報もあります」(外信部記者)

 当人、アリゾナのリハビリ施設に逼塞中である。

週刊新潮 2017年11月23日号掲載

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