外国で「自衛隊」と名乗ると笑われる?! 英訳すると「護身隊」──元陸上自衛隊トップが指摘する「軍事のリアル」

政治2017年11月21日掲載

 総選挙で自公政権が圧勝し、いよいよ憲法改正が現実の政治課題に入ってきた。安倍総理は現在の憲法9条の2項に加えて「3項」を創設し、そこで「自衛隊」の存在を明記することで、これまでの憲法論義に終止符を打つというプランを示している。

 しかし、そもそも「自衛隊は軍隊ではない。自衛のための組織である」という「虚構」を維持したまま、憲法にまでその名称を規定してしまうことは妥当なのだろうか。元陸上自衛隊トップの陸上幕僚長を務めた冨澤暉氏は、近著の『軍事のリアル』の中で、「自衛隊という名称は、極めて不都合」と指摘している(以下、同書に則して記述)。

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