女性プロデューサーがタブーに斬り込んだ「石つぶて」ドラマ化の波紋

エンタメ週刊新潮 2017年11月16日号掲載

タブーに切り込んだ「石つぶて」ドラマ化の波紋――清武英利(下)

 現在WOWOWで放送中の『連続ドラマW 石つぶて〜外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち〜』(日曜22時)は、清武英利氏のノンフィクションを原作に、2001年に露見した外務省機密費詐取事件を描いた作品である。外務省と総理官邸の闇を突いたこの事件は、機密費を詐取していた元要人外国訪問支援室長の松尾克俊が逮捕されたほか、外務省をはじめとする735人の関係者が聴取される大掛かりな疑惑に発展。警視庁刑事部捜査二課の刑事たちの共通体験となっている。

「石つぶて」のドラマ化は二課OBが集まる親睦会でも話題となったが、作中にて実名で登場する4人のうち、出席したのは鈴木敏主任のみ。

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