安倍総理が愛する超高級ステーキ店「かわむら」と「ひらやま」を徹底検証

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安倍首相が本当に好きな店は別!?

 ボーナスを注ぎ込む覚悟を決めても、実質的に紹介制の「かわむら」は無論、比較的門戸が開かれている「銀座ひらやま」でさえ、予約するのは簡単ではないようだ。これだけの店になると、たとえ金を用意しても自由自在というわけにはいかない。結果的に人脈なども問われる形になる。

 だが、安倍首相が本当にくつろいで食事をしているステーキ店は、この2店ではないかもしれない。少なくとも首相動静で報じられた限りにおいて、安倍首相が最も通ったステーキ店は「かわむら」でも「銀座ひらやま」でもない。

 13年から16年にかけて7回訪れているのは「オークドア」だ。ここはホテル「グランドハイアット東京」(東京都港区六本木6丁目)のステーキハウスになる。

 安倍首相は年末年始、この高級ホテルで過ごすのが最近の慣例だ。その際は必ずと言っていいほど昭恵夫人や、母親の洋子氏と食事を共にする。ディナーセットは9500円から用意されており、ぐっと我々の世界に近づいてくる。ただし、食べログの評価は3.58と、先の銀座の2店と差があるのは事実だ。

 いずれにしても3店とも、我々が普段使いできる場所でないのは言うまでもない。意地の悪い庶民としては、官房機密費が使われているのではないかと疑ってしまうが、下衆の勘繰りであることを祈るばかりだ。

週刊新潮WEB取材班

2017年10月31日掲載

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