「小池デスノート」に刻まれた「萩生田光一」の断末魔
さしあたり希望の党は、25ある東京選挙区で自民への“絨毯爆撃”を目論んでいる。中でも、女帝の「デスノート」の筆頭に挙がっているのが、24区から出馬する萩生田光一幹事長代行(54)である。
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昨夏の都知事選出馬の際、萩生田氏に“テロ”呼ばわりされた小池知事。仕返しとばかり、加計問題で彼の名が取り沙汰されたことをあげつらうなど、互いに抜き差しならない状態が続いている。
都連の要職にあった萩生田氏は、7月の都議選で小池旋風の直撃を受けた。“次は自分の番か”と、さぞ首筋の寒い思いをしているであろう本人に聞くと、
「もともと小池さんとは派閥も一緒で仲も良かった。そういう意味では私に“憎さ百倍”なのかもしれません」
そう推し量りながら、
「私が『出馬はテロだ』と言ったのは、都連の役員という立場上、あの時はそう言うしかなかったから。個人的に恨みがあるわけではないし、知事になってからも、都とは上手くやっていかなければならないから、何度もお会いして話もしていますよ」
というのだが、その“元仲良し”をこう評すのだ。
「もともと根気強く何かをやるというタイプじゃない。だから小池さんが知事選に、という話が出た時、今でこそ『私は最初から推していた』と言っている若狭さんも『小池さんとか丸川さんとか、女性の知事がいい』という程度だった。都連には衆参合わせて30人ほど国会議員がいて、一緒に働いていれば大体お互いのタイプは分かる。他の人達も『小池さんはちょっとね……』という雰囲気でした」
果たして、誰もが恐れていたことが起こり始めたというのだ。
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