「佳子さま」ご交際相手の名門・堀内家 地位を失いかねない500億円監査請求

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堀内一族に大きな損失

 そのうえ悪いことに、

「ここまでの水準になってしまうと、輪をかけて下がっていく可能性も考えられます。そもそも、今回の請求が訴えている分の賃貸料を払う必要が出て来た時点で、株価の下落は始まる。全体で株価がどこまで下がるかまでは何とも言えませんが、どんどんと株主が逃げていくことは、容易に想像がつきます」(同)

 そうなると、最終的に大きな損失を被るのは、他ならぬ堀内一族である。なぜなら、富士急の大株主の1位は「公益財団法人堀内浩庵会」で、2位は「株式会社エフ・ジェイ」。いずれも堀内家当代の光一郎氏がトップを務めているからだ。

「富士急の有価証券報告書を見ても、『事業等のリスク』や『経営上の重要な契約等』の項目には、同社が県有地を安く借り上げ、その事実が問題視されてきたことは記されていません。経営陣が“そんなものは問題ではない”と判断しているということでしょう」(同)

 さて、この監査請求の審判は60日以内に下されるのだが、

「棄却された場合、即座に住民訴訟を起こそうと考えています」(代理人弁護士)

 と岩をも通す固い決意がある一方で、富士急側は一連の貸借問題について、

「当社としては、適正な賃料をお支払いしているものと認識しております。このような監査請求が行なわれたことは残念に思いますが、今後もこれまで以上に、地域の皆様と共に、地域の発展と観光振興に貢献していきたいと考えております」

 と反論する。

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