慰安婦、南京事件……「歴史問題」はなぜ水掛け論になるのか 歴史論議の作法

国際 2017年9月20日掲載

水掛け論の根本に何があるか

 いわゆる「従軍慰安婦」や「南京大虐殺」といった事象は、いまだに日韓、あるいは日中の間で歴史問題となっている。それぞれの出来事についての、基本的な事実すら共有できていないというのが現状である。「慰安婦」が存在したことや、南京で市民が殺された、といったところまでは互いに認めていても、人数その他で両国の主張は異なることが多い。

 わずか70年ほど前のことで、なぜこんなに認識が異なるのか。

 そもそも水掛け論はいつまで続くのか。

 人数云々以前に、こうした疑問を抱く人も少なからずいるのではないか。

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