笑福亭鶴瓶の知られざる顔(1) 新聞記者と大ゲンカ

芸能 2017年8月22日掲載

ただの柔和な人ではない

 笑福亭鶴瓶のことを知らない日本人は少ない。

 特にこの数年は、『鶴瓶の家族に乾杯』(NHK)の影響で、「一度はうちの近所に来た人」だと思っている人も多いはずだ。

 この場合の「鶴瓶像」はもちろん、あの柔和で人懐っこい「鶴瓶さん」である。どんな地方の老若男女の懐にもすっと入り、いつの間にか家に上がりこんで、出会った人たちに素敵な思い出を残すのだ。

 しかし、鶴瓶の「本当のスゴさ」はそんなものではない、と指摘するのはライターの戸部田誠氏。「てれびのスキマ」というペンネームで数多くのお笑い関連の著作がある戸部田氏が、その知られざる「スゴさ」について語り尽くした新著、その名も『笑福亭鶴瓶論』から「柔和で人懐っこい」のとは別の顔を示す、「ケンカ人生」に関連したエピソードを3回にわたってご紹介しよう(以下は同書より抜粋、引用。

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