電撃離婚「高市早苗」総務相、別れ話の夜を語る 「突然夫から…」

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携帯を見られないように

 13年という時間の中にあった選良同士ゆえの悩みを、

「12年の総裁選のときは辛かったですね。私は安倍(晋三)さんを、主人は石破(茂)さんを応援した。総裁選は戦いですから、家の中でも相手陣営に情報が漏れないよう注意しなければならなかった。主人に携帯を見られないようお風呂場まで持っていったりしてね。その時期は、夫婦でほとんど会話もできず、しんどかった」

 と漏らす一方で、 

「義理の母が昨年11月に亡くなり、5月に納骨式がありました。そのとき“あぁ、私もこのお墓に入るんだな”なんて思っていたんです」

 愛を実感した日から僅か2カ月後に別離を切り出される。永田町だからというわけではないが、一寸先は闇である。

「離婚の原因は、主人に嫌な思いをさせていた私にある。なんだか未練がましいですが、今はとても残念な思いでいっぱいです」

 暫くは過去に生きるほかない、「かなしからずや」がここにもひとつ。

週刊新潮 2017年8月3日号掲載

ワイド特集「夏の夜の博覧会」より

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