「松田聖子」公式ショップ、不可解な閉店 アメリカ移住の布石か

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■もう少し遅くなるかも

「その時も、当初、“内装工事による1カ月の臨時休業”でしたが、やがて“一時閉店”となり、再開まで約半年かかっています」

 とは、さる芸能記者。

「理由は家族経営の所属事務所から、聖子が独立したためと言われています。彼女は再々婚したのに、以前、同棲していたマネージャーとヨリを戻した。それに母親が苦言を呈したことで、家族関係が悪化。公式ショップで販売するグッズの権利関係を巡って、家族間の争いに発展し、休業状態が長引いたというのです」

 結局、現在の屋号で再開となったわけだが、休業期間といい、その理由といい、今回と共通する点が今後を暗示するかのようだ。

 フェリシアクラブの近所の人によれば、

「5月31日に、女性スタッフが店を退職するからと挨拶に来ました。その際『今日、辞めることが決まった』と言って、不本意に辞めさせられたようでしたね。店の再開も、『もう少し遅くなるかもしれない』と言っていたので、メンテナンスではないなと思いました」

 期間が長引くか、あるいは、店をこのまま閉めるか。いずれかと思われるが、それにしても問題は、なぜ、今、店を閉めることになったのかという点だ。普段は、ほとんど客がいなかったというから、採算が取れずに、店を畳む方向に舵を切ったと考えられなくもない。が、それだけではないようだ。

 芸能レポーターの石川敏男氏が言う。

「かつてタレントショップが流行ったのは、ファンが有名人と交流する手段がなかったから。最近はブログで本人が返事をくれるし、グッズをネットで購入することも出来るので、わざわざ店に行く必要がないのです。それでも聖子は続けていたわけですが、さすがに重きを置かなくなったのでしょう。なぜなら、今、米国進出に夢中だからです。春に発売したジャズアルバムが米国で一定の評価をされましたから」

 移住のための整理に入ったというわけか。夢を叶えるため、ファンの聖地が失われることになりそうだ。

ワイド特集「悪徳の栄え」より

週刊新潮 2017年6月15日号掲載

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