女子中高生に絶大な人気を誇った雑貨ブランド「SWIMMER」が終了

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「30年間ありがとう」の文字が寂しい(SWIMMER公式Facebookより)

 10代の女性を中心に絶大な人気を誇った雑貨ブランド「SWIMMR(スイマー)」と姉妹ブランドの「chocoholic(チョコホリック)」を運営する「白鳳」は、8日、両ブランドを2018年1月末を持って終了すると発表した。

 全国に20店舗以上の直営店を持つ「SWIMMR」「chocoholic」は、今年30周年を迎える老舗ブランドで、パステルカラーを基調とし、可愛い動物や食べ物などのイラストがあしらわれた雑貨を幅広く展開、手頃な価格ということもあり、10代の女性の間では、長い間、定番ブランドとして親しまれていた。

「白鳳」代表取締役の田中明秀氏は、「かわいい雑貨好きのスタッフが集まり、ブランド設立以来常に新しいアイデアに挑戦し商品を作り続けてきましたが、近年は仕入れ単価の高騰により思うようなモノづくりや価格帯の維持が難しくなり、誠に残念ではありますが、この度2018年1月末をもって両ブランドを終了する運びとなりました」と説明した。

 このニュースにSNSでは「低価格で可愛いものを沢山提供してくださって感謝しています。しかし、価格帯を上げるのも一つの手だと思います。どうか無くならないでほしいです…」「社会人になった今も、三十代になっても、きっとおばあちゃんになってもずっとこの世界が大好きです。 どうか、値上げをしてでも続けて頂きたい…。とても悲しく、寂しいです。 なくならないで欲しい…!」「小さい頃から心をワクワクさせてくれるようなメルヘンで可愛いswimmerの雑貨達が大好きでした!大人になった今でもその気持ちは変わっていません!値上げをしてでも続けて欲しいです !swimmerじゃなきゃダメなんです!この可愛さはswimmerだけなんです!」など、価格を上げてもいいから存続してほしいとの声も上がっている。

 日本の文化と言っても過言ではない“かわいい”。それを長年提供してくれたブランドがなくなってしまうのは、なんとも物悲しい気持ちである。

デイリー新潮編集部

2017年6月8日掲載

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