「高橋真麻」35歳の魅力 CM引っぱりダコのワケは

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引っぱりダコ

 嫁入り話はどこへやら、今度はミュージカルの宣伝だ。10月25日より東急シアターオーブで公演されるブロードウェイミュージカル「天使にラブ・ソングを…」のオフィシャルサポーターにフリーアナの高橋真麻が就任した。

 玄人裸足の歌声はミュージカルに打って付けだろう。

 とはいえ真麻、3月にはエレクトロラックス社の「花粉ZERO Cafe」アンバサダー、5月には日本エコシステムの「じぶん電力」アンバサダーにも就任――。御父上(高橋英樹)には申し訳ないが、さして美人というわけでなし、なぜこんなにも重宝されるのか。

 彼女を“広告塔”に任命した各社に聞いてみると、

「弊社『花粉ZERO Cafe』アンバサダーに就任して頂いたのは、真麻さんがかなり重症の花粉症であることを公表されていたからです。真麻さんは同性に嫌われることがないですし、女優サンですと断られることもあるでしょうし……」(エレクトロラックスPR事務局)

 確かにぶりっ子ではない。

「電力自由化といった難しい内容もアナウンサーの真麻さんにわかりやすく伝えて頂けると考えました。また高橋家では電気をこまめに消すよう躾けられたそうですので、そこもポイントです」(日本エコシステム)

 ただのお嬢様でもない。

「ミュージカルをわかりやすく伝えて頂けるアナウンサーとしての実力。それに女性が環境にくじけず活躍するストーリーが、隅田川花火大会の真麻さんと重なって」(東急シアターオーブ)

 2013年、東京23区に大雨洪水警報が発せられる中、テレビ東京が中継した「隅田川花火大会」は大雨で中止に。しかし、司会の高橋英樹、レポートの真麻はびしょ濡れになりながらも、昨年の映像を流すなどして乗り切った、いまや伝説の生(?)中継である。

「そうです、忘れられません。あの状態でも明るいキャラクターがいい」(同)

 なるほど……。今年も隅田川花火大会はもうすぐだ。

週刊新潮 2017年6月15日号掲載

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