「星野源」を抑えてタレント本1位を獲得したのは“炎上芸人”西野亮廣!

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『えんとつ町のプペル』がタレント部門1位に輝いた

 オリコン2017年上半期“本”ランキング(集計期間:2016年11月21日~2017年5月21日)が本日発表され、タレント本部門で1位を獲得したのは、なんとお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣が“にしのあきひろ”名義で出版した『えんとつ町のプペル』だった。ちなみに同部門2位は星野源著『いのちの車窓から』。大人気、星野源を抑えての1位獲得である。同書は児童書部門でも1位となり、Book総合部門でも15位にランクインしている。

惜しくも2位だった星野源

 にしのあきひろが脚本・監督を務め33名のイラストレーター・クリエイターが制作に参加した『えんとつ町のプペル』は4年半の歳月をかけて制作。その緻密な世界観や完全分業制という制作スタイル、クラウドファンディングを活用した資金集めなど、様々な方面で注目を集めたが、中でも発売後に全ページでインターネット無料公開という異例さには度肝を抜かれた人も多かったはず。このやり方には、賛否両論の声が上がり、炎上商法という手厳しい意見も。

「僕は好感度がないから自分の活動、本やライブなどで直接お客さんからお金をもらえるようになって、その上でテレビとうまくやれるようになりたい」と以前テレビで本人は語っていたが、まさに今回の結果を見ると、意図的ではないにしても“炎上商法”が功を奏したと言えるのかもしれない。

デイリー新潮編集部

2017年6月1日掲載

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