重婚不倫「中川俊直」いまだ雲隠れ 元愛人が述懐する“ストーカー気質”

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■「問題点をすりかえている」

 一方、ストーカー登録についての「事実は一切ございません」という記述については、元愛人(47)が反論する。

「ストーカー登録は警察署に被害者が登録されるので、俊ちゃんが登録されていないのは当たり前ですよ。週刊新潮が発売された日、渋谷署の生活安全課の担当官から電話があって、“中川さんは今何をしでかすかわからないので、もし何かありましたら110番を”と言われました。ストーカー登録についても“あなたが登録されていますが、中川さんは間違いなく加害者として記録されているので、安心してください”と答えてくれました」

 先の小早川理事長も、こう説明するのだ。

「被害を訴えた女性が今後110番したとき、所轄署だけでなく、警視庁管内の全警察官が把握でき、パトカーがすぐに駆けつけられる。これがストーカー登録の意味で、警察は当然、被害を受けた女性に登録を勧めます。今回は身の危険を感じ、警察官が駆けつけたわけですから、危険度が高いと把握され、ストーカー登録されたはずです」

 いずれにせよ、俊直氏は政務官を辞任し、自民党を離党したとはいえ、元愛人の言葉を借りれば、

「完全に問題点をすりかえているように思える」

 という投稿をフェイスブックにしただけで、一切姿を現さない。政治アナリストの伊藤惇夫氏は、

「フェイスブックで弁明したきり、国民に説明も謝罪もしないのは、安倍昭恵夫人にならったということでしょうが、それで責任を取ったことになるのか」

 と憤る。昭恵夫人の悪影響の大きさをあらためて思い知らされるが、まずは俊直氏の“ストーカー気質”を確認しておきたい。

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