重婚ウェディング「中川俊直」代議士 「週刊新潮」記者との一問一答を全文掲載 「どんな制裁でも受けます」

国内 政治

  • ブックマーク

Advertisement

■どんな制裁でも受けます

記:それはなぜそんなに前川さんを汚すようなことを(愛人女性)さんに対して話したわけですか。

中:ですから、久しぶりの再会で近況の報告を聞いたときに、あのー、向こうもそういった話をされてたの
で、私のほうも今はこういうことでねっていう話を、かなり大げさに言ったっていうのが真相です。

記:大げさに。内装費、フライデーで写真撮られちゃった場所あるじゃないですか、千駄ヶ谷のあの事務所のところ。あそこは内装費で前川さんに100万円渡したんだ、密会場所になるからっていう話も誇張ですか。

中:誇張です。

記:100万円はどこからでてきたんですか。

中:あそこは、フードバンク協会のオフィスで。

記:もちろんわかっています。そうじゃなくて中川さんが出したお金、100万円のお金。

中:それもオーバーな私の作り話です。

記:作り話。虚言癖があるってことですかそれは。

中:まあそれは虚言癖っていうかそれは、公に対して言う話ではなくて(愛人女性)さんと私の間の言葉のキャッチボールの中で出てきた話ですから。それはもう当然の話としてですね、表の場ではそういったことは決してないですけれども。ついつい懐かしく久しぶりに再会した時に向こうの近況報告を聞いたときに私も本当に議員連盟等々でいろんなご相談させていただいている先生に対してそういったところで話を盛り上げすぎて、お話しさせていただいたっていうのがすべての真相です。

記:100万円っていうのは先ほどおっしゃっていただいた話で、(愛人女性)さんにもともと、元彼氏がいて、今は別れちゃっているっていう状況で、中川さんにはそういったエピソードがないから、それをちょっと盛ってしまったっていうのは分かりますけれども、100万円の話っていうのは何が原因で盛ってしまったんですか。100万円を渡したと。

中:ついついそういう話の中で、流れの中でそういうことを言ってしまったということです。自分を大きく見せようって…

記:だって自分を大きくみせるウソじゃないじゃないですか全然。

中:それは実際問題そういうことを話したと、いうことです。

記:100万円渡すくらい、きっぷのいい男なんだということをみせたかったと。

中:そういうことです。

記:ほかになにか今思えば盛ってしまったなと、全くのウソなのに、作ってしまったなと思うことはありますか。

中:あまりそこまですべてに対して記憶をしておりませんけれども。まあとにかく私としてはですね、この
たび(愛人女性)さんに久しぶりに再会させてもらって、多くの意味で心証を害して、それで12月26日に説明にうかがわさせていただいたと。そこで先ほどご指摘のような、いわゆる警察が見えてそれで、あのー…

記:渋谷署に行ったわけですよね。

中:え?

記:渋谷署に行かれて。

中:はい、行きました。あの状況も説明をさせていただいて、今後は決して誤解のないようにしてくださいねという話で、出させていただいたと。まあ出させていただいたっていうか別にどこにも入っているわけでもないですから。

記:もちろんもちろん、そんな何日間も泊まったわけでもないですからね。

中:ないですし、どこに入っているわけでもなくて。警察を呼ばれたのは(愛人女性)さんですから、そこでそういう誤解があって、それ以降なかなか接触もできないですし、だからこの場に至っているっていうことだと思います。

記:政府から連絡があったっていう文言で(愛人女性)さんには説明なさっているんですけれども。そのストーカー騒ぎ、騒ぎですよ、ストーカーだという風に僕が申しあげているわけじゃなくて、について、政府のほうから連絡があって、それを説明する機会がありましたという…

中:わたしは、ここだけは(愛人女性)さんに明確に残念ながら申し上げさせていただきたいのは、あの時どれだけ私が説明をさせていただきに伺ってもまったく話を聞いてもらえなかったと、それでさらには警察まで呼ばれたと、そのうえで、いろんな意味でメッセージは来ます、そこで説明しなさい説明しなさいよといってあとから日を追った後にそういったメッセージが参りました。

記:そういうメッセージっていうのはどんな?

中:この件についてちゃんと説明しなさい、あなたはひどいじゃないのというような話のメッセージが(愛人女性)さんから。

記:(愛人女性)さんから中川先生に?

中:参りました。だけど私も最初のうちはお答えもさせていただいたつもりですけれども、あまり接触もできないし、ちゃんとあのときには説明をさせていただきたいっていう場も警察を呼ばれて奪われてしまって、いまさら説明してほしいって言ったって、あのとき警察を呼んだのは(愛人女性)さんじゃないかという話はさせていただいて、なんでその日に普通にインターホン越しに、私が非常にうるさかったし、なにかわめいてたからっておっしゃられるのかもしれないですけれども、それはやっぱり私はあの時の気持ちとしては、真摯な気持ちで本当に(愛人女性)さんに対してご説明させてもらいたいなという気持ちで…

記:何を説明したかったんですか。

中:怒らせてしまった点について…

記:なにを怒らせてしまったというか、なんで…

中:それは今までのことをすべて洗いざらい話しますよと、(愛人女性)さんからの脅迫です。

記:脅迫。

中:はい。

記:で、怒らせてしまった点っていうのはなんだったんですか。それは怒らせてしまったという原因があって、その結果として…

中:話を盛ったことについて、盛って話したことに対して(愛人女性)さんが憤慨したんだと思っています。

記:じゃあ勘違いされてるんですね、(愛人女性)さんは。

中:ええ、私が悪いんです全部。

記:先生が盛って話をして事実と全く違う話を作っちゃって、で、それで、えーと…

中:私が悪いんです。

記:(愛人女性)さんが勘違いしちゃって。

中:(愛人女性)さんの、(愛人女性)さんの心情も傷つけてしまって。

記:でそれで傷つけたのを気づいてなくて…

中:いや気づいておりますから、12月26日の日の、26日でしたっけ。

記:26日です。

中:26日にお詫びに伺わせてもらおうと思って、行きました。はい。そこは理解してもらえれば。

記:さっきの質問なんですが。政府側から中川先生に対して、説明をしてほしいという要望があったと、取材では聞いていますが。

中:いえ、それはないです。

記:説明をしたことはない?

中:(愛人女性)さんの方から連絡をいただいた時に、私もここまで(愛人女性)さんの心情害しましたし、距離を置かせてもらわなくてはいけないなという思いの中で…そのように自分も今こういう立場にあるということをご理解くださいというメッセージを打たせてもらった、という記憶はあります。

記:先生が真摯に謝りたいと思っていた結果が、今後その女性とは金輪際接触するな、連絡も取るなという形で話が終わったという事実…

中:いえ、そこまでは言われてません。お気をつけくださいということは言われました。

記:で、その事実は…

中:お気をつけくださいということは言われましたけれども、今後一切接触するなとか、そこまでは言われておりません。但し、私自身が、そういうような指摘をされたので、大変申し訳ないですけれども、もう(愛人女性)さんに対して…中々会うこともできないので、ごめんなさいという主旨のメッセージは打ったと記憶してます。

記:では、渋谷署の事実というのは、官邸国会含め現状誰も知らない、誰にも説明されていない話ということでしょうか?

中:はい。

記:それは、説明する必要があったという認識はなかったですか?

中:あの、ですから、それ自体は…もしも、そういったことになれば、いわゆる上から…実際問題話が上がってきたならば、それは…もちろんどんな制裁でも受けますけど…

記:話が上がってきた、というのはどういう。

中:もし仮に、そういったところが、皆様が。

記:我々が取材をしたりとか?

中:取材をしたりとか、明るみに出ることがあれば、当然のごとく…それは、今の政務官という立場も、辞意も、しっかりしなくちゃいけないなということは、思ってはおりました。

記:(愛人女性)さんへの連絡で、一昨日政府から連絡がすでにあり渋谷での騒動に警告がありました、と…

中:それは、今説明させていただいた通りです。

次ページ:■全部作り話

前へ 6 7 8 9 10 次へ

[8/15ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。