重婚ウェディング「中川俊直」代議士 「週刊新潮」記者との一問一答を全文掲載 「どんな制裁でも受けます」

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■家内も愛人も愛していた

記:さっきからおかしいなと思うのが、知らない一般人で良いじゃないですか。なんでそんな名の知れた同僚議員にしたんですか。そこら辺の誰も知らない女性で良いじゃないですか。

中:だから私は…正確には、最初の段階でお話ししていません。えー、その…(11月26日に)会ったときからしばらくの間、お話しを致しておりませんけれども、「ひょっとしたら私(中川氏)が言っているのはこの人のこと?」みたいな感じで…。

記:「私が言っているのはこの人…?」

中:はい。「私が言っているのはこの人のこと?」っていうのを、ネットとか等々で見ながら、そういった…私が…こういう分野のことをやっている方がいてっていう話をさせていただいて…「ひょっとしたらこの方のこと?」って言って「そうだよ」みたいな話をさせてもらったのは記憶しております。

記:…じゃあ、それは何故、その…職場恋愛を選んだんですか?

中:だからそこで、そうだよって話をしてから、どんどん話が飛躍をさせてもらったっていうのは、事実です。

記:じゃあ(愛人女性)さんがストーリーの発端になる部分を勝手に勘ぐったところに乗っかったということですね。

中:乗っかっちゃったっていうのは事実です。これは本当に間違いないと思います。

記:(愛人女性とのメールでのやり取りをさし)〈家内にも、あの子にも、全て話して…〉って、今回の渋谷署の案件ですね。あの子って誰ですか? 〈政務官辞任に関しては政府の立場もあって僕ひとりで決断できない状況であることはご理解ください。全てにおいて覚悟はできていますが、多くのスタッフの手前、たとえ心が折れそうでもそれをひた隠して、賢明に仕事を継続している心情をご理解ください〉自己保身にしか僕には見えないですが、〈家内にも、あの子にも、全て話してもう覚悟はできています。本当に申し訳ありませんでした〉。あの子っていうのは、空想の中の前川さんっていうことですか?

中:そうですね。そういうことだと思います。

記:前川さんが何でここに出てくるんですか?

中:はい…

記:それが怒らせた原因だからって事ですか?

中:そうです。ですから全てについて、今回登場していただいている方に対してはすべて、お話しいたしましたよと。それで、全て私が悪いということは詫びていると。ひょっとしたら、今回の件が大事になったりだとか、今回の件っていうのは、渋谷署ばっかりではなくて、(愛人女性)さんご自身が、週刊誌で全部喋るよというご意志を示されたわけだから、それに対して…もしそれが明るみになったら、全て失う覚悟をもって、やっていきますということを話しています。

記:(“重婚”結婚式の写真を取り出し)これはご記憶…

中:あります、はい。

記:なんでしょう?これは。

中:はい、ですから、これは先ほどお写真持っていらっしゃったハワイの挙式の時の写真だと思います。

記:何故、愛する大事な奥さんが居ながら、男女の関係の女性と結婚式を挙げたんですか?

中:これは、私の至らなさですけれども…私を…奥さんがいるという事を、知っていながら、ずっと仲良くしてくれた(愛人女性)さんに対して、本当に大事だっていう思いもありましたし、(愛人女性)さんが、私はウェディングドレスも着れないんだよね、という話をされている中で、その望みをどうしても叶えてあげたいなと、いう思いでさせてもらった式でした、セレモニーでした・・はい。

記:いまこうやって見て、どう思いますか? この式をしたことは正解ですか?それとも不正解だと思いますか?

中:うーん…その…正解不正解っていうのではなくて、その時には本当にそういう気持ちの中で、(愛人女性)さんの思いっていうのも叶えてあげたいな、っていう思いもりましたし、この時は本当に、(愛人女性)さんのことを、至らない男ですんで、家内も愛してましたけれども、家内も家族も愛してますけども、(愛人女性)さんも本当に大事だ、愛してましたんで。こういったことをさせてもらったって事だと思ってます。これは事実です、本当に。

記:じゃあもちろん、この時は(愛人女性)さんが大事で、家族も大事で、両方大事な思いがあったから、それの一番の最適解は、ハワイで結婚式を挙げる…

中:まあ、そうですね。この時も、あまりあの…その時の細かい時系列は正確には覚えていないですけれども、(愛人女性)さんと私の話し合いの中で、そういう話をしている中で、今だったら…あの…挙式を挙げようかっていう。ウェディングドレスを着せてあげたいなっていう思いがすごくあったんで、それをさせてもらったっていうのは、嘘偽りない事実です。

記:あのそういった気持ちは、素直にわかります。でも国会議員ですよねこのとき。一国会議員の先生が、先生は愛人だと思われてないかもしれませんが、あの一般世論的には愛人女性ですね、愛人女性と結婚式を挙げるって行動はあまりにも僕は、先生ご自身の心情は置いておくと、非常に軽率な行動だと思うんですけれども、そういう風には思わなかったですか。

中:そうとも思いました。そのときにも自問自答したのは、記憶しておりますけれども、ただしやはりそういった中で(愛人女性)さんの願いを叶えてあげたいなと。自分の家族もいましたけれども(愛人女性)さんも大事だという気持ちを伝えてあげたいなという思いで、こういったセレモニーをさせていただいたと…

記:ご家族にはハワイに行ったとは言ったんですか。伝えました?

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