朝日新聞、軍部の「声」代弁の読者投稿欄 知られたくない不都合な真実

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■「朝日新聞」がひた隠しにした戦時中の「声」(下)

 今年、朝日新聞の読者投稿欄「声」が100周年を迎えた。2月5日付の朝刊では「声 100年の歩み」と題した特集記事を掲載したが、先の大戦中の「声」には触れず。戦中の紙面をのぞけば、そこにあるのは〈日本は神国である〉と西暦使用に異を唱える声、学生のアルファベットの襟章を憂う〈国辱もの〉といった声の数々だ。朝日新聞が戦意高揚に一役買っていたとなれば、今の読者に知られたくないのも頷ける。

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