“がんの王様”すい臓がんの最新治療…抗がん剤、ナノナイフ

ライフ週刊新潮 2016年11月10日神帰月増大号掲載

 主たる自覚症状なし。発見された時にはほとんどが末期のステージIVで、5年生存率はわずか1〜2%。すい臓がんが、この難病の中でも最も怖ろしい「がんの王様」と呼ばれる所以(ゆえん)だ。しかし、そのすい臓がんの治療現場の光景も近年、劇的に変化しているという。

 ***

 すい臓の膵頭部と十二指腸、胃・胆管・主膵管の一部、胆嚢をまとめて取り除く。そして小腸を下から引っ張り、残った胃、胆管、主膵管と接合させる。膵頭十二指腸切除術は複雑で、すい臓がん手術の中でも特に難しい。

...

記事全文を読む