「既存薬」でがん転移の抑制を発見 普及のハードルは

ライフ週刊新潮 2016年11月10日神帰月増大号掲載

 いかに日進月歩で治療法が進化しようと、未だ人類はがんの恐怖から自由になれない。その最たる理由は、外科手術が成功しても消え去らない“転移”のリスクにある。だが、世界初の発見によって、転移の抑制も絵空事ではなくなった。目下、効果に期待がかかるのは既存薬、しかも、B型肝炎の治療薬だという。

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〈告知日。診察室に入った時の先生の表情で、「陽性だったんだな、癌なんだな」と分かった〉

 乳がんで闘病中の小林麻央は、9月20日付のブログで、がんが肺や骨にまで転移していることを明かした。

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