知的障害者施設で起きた妊娠中絶事件 「施設の対応に納得できない」母明かす

社会週刊新潮 2016年12月1日号掲載

 知的障害者は全国で74万人。それぞれに「生」があれば、同じ数だけの「性」もある。横浜の知的障害者施設で働く女性が妊娠中絶する事件が起きていた。“相手”も同じ施設のメンバー。この事件の教訓とは。

 ***

「今でも私は施設の対応に納得できません」

 そう憤るのは、高島沙織さん(20代後半)=仮名=の母である。

 事件が発覚したのは、昨年12月上旬のこと。沙織さんは10年以上、この施設に通い、モノの製作などの作業に携わってきた。

「施設から“大事な話があります”と連絡がありました。

...

記事全文を読む