「“夢の新薬”が日本を滅ぼす」現役医師の衝撃告発 問題はオプジーボだけではない

ドクター新潮 医療

  • ブックマーク

■「夢の新薬」のマイナスとは

 IPS細胞をはじめとして、医学の分野での新しい発見、画期的な新薬の開発のニュースは、ポジティヴに伝えられることが一般的である。これまで治らなかった病気が治るというのならば、喜ばしいと受け止められるのも当然だろう。
 しかしながら、薬に副作用があるのと同様、「夢の新薬」にも大きなマイナスがある。体への副作用ではない。「カネ」の問題だ。

 16日、厚生労働省の諮問機関、中央社会保険医療協議会は、がん治療薬「オプジーボ(一般名ニボルマブ)」の薬価を半額に引き下げると決定した。...

記事全文を読む

Advertisement

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。