コブクロに吹く逆風 小渕の不倫、事務所会長に“恫喝”問題も

エンタメ 芸能 週刊新潮 2016年10月27日号掲載

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「ドラクエ」など、ファミコンのロール・プレイング・ゲームとは、いわば成長譚を紡ぐものだ。カネを儲け、経験を積む。手にした武器、覚えた魔法、得た権力を行使するのは当然で、それは現実も同じ。1000万枚を売り上げたデュオ「コブクロ」は今年でメジャー・デビュー15年を迎えたが、聞こえてくるのは、メンバーの不実と所属事務所会長の恫喝ぶりなのだ。

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 小柄で高音が得意な小渕(こぶち)健太郎(39)と、長身で低音が売りの黒田俊介(39)の心地よく絡む美声でブレイクしたコブクロ。2005年に紅白初出場を果たした2人は、翌年のアルバムで305万枚を売り上げ、アーティストの頂に上り詰めたのである。1998年に出会い、大阪・ミナミの路上で歌い始めた彼らは、アマチュアの身空にも拘らず、1曲500円でデモテープを売る強気の戦略を展開。道すがら、そのテープを購入したのが他ならぬ現事務所会長で、2人のバックアップを申し出て道が拓けたのだった。

小渕(右)の不実が発覚(公式サイトより)

 それこそファミコン・ソフトの販売会社を経営していたこの会長については後述するとして、彼らの今後を憂慮する人物の声に耳を傾けると、

「特に小渕の女遊びは看過しがたい。たとえば、公演ごとにオンナを招待するのはいつものことで、“あの曲は君を思って作った”とうそぶいたりする。スタッフは忸怩たる思いなのです」

 楽曲の作詞・作曲をあらかた担当する小渕は97年に中学校の同級生と結婚し、双子に恵まれた。だが、社会ではなかなか大人になりきれず、そのピュアな歌と声を裏切っているものがあるとすれば、それは彼の浮気心なのだ。

 お灸を据えたい一心のこの人物を通じ、小渕の裏切りを打ち明けてくれるのは、さる地方都市に住む30代前半のタレント。エキゾチックな顔立ちの美人だ。

「04年、共通の知人が開いた飲み会で出会いました。“好きだよ”と何度も言ってくれたんです」

 あにはからんや、翌年、小渕が結婚していることを、スポーツ紙が報道する。

「記事が出る少し前に、“ごめん、実は結婚してるんだ”と。私は交際しているつもりだったんですが……。振り返ると、同じ宮崎県出身の有名なモデルさんとも“エッチしたことがある”と耳にしました」(同)

■ライブ音源を流して

小渕が送ったメール

 続いて、09年秋のことである。伊女優クラウディア・カルディナーレを思わせる大阪・北新地のホステス嬢(38)は、ツアー中の小渕、黒田やバックバンドの面々を接客していた。

「シャンペンをどんどん開けて支払いは80万円くらいで、アフターは大箱レストランのVIPルーム。“今日は喉の調子がいい”とカラオケで自分たちやサザンの曲を熱唱していました。肩にしなだれかかったり、クッションの下で手を握ってきたりしましたね」

 朝5時に解散となった直後、こんなメールが入る。

〈今、部屋に着きます。ちょっとだけ呑まないかな?〉

「その日のライブ音源が流れる部屋に行って、“うなじが好き、見せてよ”とキスをされベッドイン。酒でべろべろなのに、一から十まで丁寧に私の身体を愛してくれた。でも、それ以降は梨のつぶて。“恋愛をクリエイト”、つまり女を落とすのには一生懸命やけど、そこまで。あれほど『恋愛』を歌っているのに、女の気持ちが全然わかってへん」(同)

“覚えた魔法”も使い方次第で相手を傷つけることになる。一方、所属事務所会長の変節について、レコード業界関係者の証言。

「00年、ワーナー(ミュージック・ジャパン)と一緒に仕事をすることになって、会長は“この2人をワーナーの星にしたってください”と泣いて頭を下げた。2人も同じように涙を流していたんですがね……」

 それも一転、トリプルミリオン達成後には“得た権力”を行使するようになる。

「“ワーナーが苦しかったときに助けたったんはコブクロやないか”などと言い募り、挙句、“お前が会社やめてまえ。殺すぞ”と。お互いに溝が深まってはいい曲などできませんよ」(同)

 会長に質すと、

「愛情のあまり乱暴な物言いになってしまうこともありますが、幸いレコード会社の皆さんには理解をして頂いております」

 一連の逆風話を受け、音楽評論家の富澤一誠氏は、

「女泣かせでも、中高生向けではなく、危険で濃密な大人のラブソングを正直に書いていけばいいのでは」

 と“エール”を送る。手にした武器と高い経験値ゆえに、曲はとめどなく溢れてくるに違いない。

ワイド特集「答えは風に舞っている」より