小池都知事が駆使、小泉譲りのポピュリズム政治 “悪玉を設定して叩く”

政治週刊新潮 2016年10月13日神無月増大号掲載

 仮想敵をつくり、民意を煽って共に叩き、人気を集める。ポピュリズム政治家の手法を駆使して、小池百合子都知事は一躍、時の人である。政界渡り鳥だからこそ身に付けた、小池流「ドン退治」のルールブックとはいかなるものか。

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 都知事選が、“小池劇場”の舞台だったのは間違いない。自民党都連のドン、内田茂都議を悪者に仕立て上げ、自らは悲劇のジャンヌ・ダルクの役回りを務めた。

 都庁担当の記者が解説する。

「小池さんは、“都連には、利権で動くドンがいる”などと批判を繰り返す一方、女ひとりで強大なドンに立ち向かう姿を演出し、同情票を集めました。

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