こんな記事も読まれています
「豊洲」売却で大儲け…東京ガス“支配一族”の系図
〈十六夜はわづかに闇の初哉〉と芭蕉は詠むが、満月同様に自身の権勢は陰らないと豪語したのは藤原道長。その、空前にして絶後と思われた摂関政治を現代に蘇らせた一族がいる。美智子皇后、そして4人の首相経験者と縁戚を結び、東京ガスを支配した安西家の華麗すぎる系図をお披露目する。
***
現在の東京ガスは、1876年に開設された「東京府瓦斯局」が85年、渋沢栄一らに払い下げられたことに端を発している。2度の大戦を経て高度成長期只中の67年11月、13代目社長に就任したのが安西浩。...
つづきを読む
こんな記事も読まれています
都から東京ガスへ天下った練馬区長、「豊洲問題の戦犯と言われるのは心外」
豊洲移転で重要な役割を果たし、その後は東京ガスへ天下り――。元都庁幹部の前川燿男(あきお)練馬区長(70)は、石原慎太郎元知事や浜渦武生元副知事、内田茂都議らと一緒に豊洲利権に与った、と疑われている。しかし、ご本人に取材すると、意外な事実を語るのであった。
***
まずは前川区長の経歴をご紹介すると、東大法学部を卒業後、都庁に入庁したのは1971年4月。02年知事本部長、04年知事本局長となったが、
「前川さんは知事本部長・本局長として、都と東京ガスの間の2つの文書にサインしています。...
つづきを読む