読売新聞「ナベツネ」が気になる築地跡地

社会週刊新潮 2016年9月29日号掲載

〈新しい秩序を打ち立てるということくらい、難しい事業はない〉

 イタリアのルネサンス期の思想家、マキャベリが『君主論』で著した言葉だ。この書を愛読し、「稀代のマキャベリスト」と称される、かの人物の心境としては、「秩序」の文字を「球場」に置き換えれば、しっくりくるに違いない。ナベツネこと、読売新聞グループ本社の渡辺恒雄・代表取締役主筆(90)である。なにしろこの数年、ナベツネ主筆は、巨人軍の東京ドームからの本拠地移転を模索しながら、果たせずにきたからだ。さらに最近では、この新本拠地探しに、渦中の豊洲移転問題が暗い影を落とし、気を揉んでいるという。

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