高畑淳子“座長”にスタンディングオベーション 舞台「ゆきまろげ」開幕

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 その場の弾みでついた嘘をカバーしようと、また嘘を重ね、まるで転がる雪玉(雪まろげ)のように嘘が大きくなって……というのが森光子のために書かれた舞台『雪まろげ』の主題だ。

 舞台評論家はいう。

「森さんの、嘘つきの女を演じてみたい、との一言で出来た作品。『放浪記』、『おもろい女』とともに森さんの3大作品のひとつで471回上演されています。別の人が同じようにやるのは難しい。でも彼女なら……」

 と白羽の矢が立ったのが高畑淳子(61)。息子の逮捕、不起訴、釈放を経て、高畑を座長とする「雪まろげ」が9月24日、足立区北千住のシアター1010で幕を開けた。...

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