フィリピン大統領、ミンダナオ島テロに“強権発動”の懸念

国際週刊新潮 2016年9月15日号掲載

 政権発足2カ月で、殺害した麻薬犯罪容疑者は1000人超。クリント・イーストウッドの当たり役で職務のためには暴力も辞さないアウトロー刑事“ダーティハリー”にも擬せられるのは“フィリピンのトランプ”ことロドリゴ・ドゥテルテ大統領(71)だ。

 容疑者段階で殺されるのではたまらないが、それを国連に非難されるや国連脱退を仄めかし、潘基文事務総長からの会談要求も断った2日、爆弾テロが大統領のお膝元で起こった。7期も市長を務めたミンダナオ島ダバオ市で死者14人を含む80人以上の死傷者が出た。

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