パラ五輪の義足選手 “道具ドーピング”批判でオリンピック断念

スポーツ週刊新潮 2016年9月15日号掲載

熊さん リオ・パラリンピックで史上初の出来事が起きそうなんだって。

ご隠居 健常者に勝る障害者――ドイツの走り幅跳び選手、マルクス・レームのことじゃな。たしか事故で右脚の膝から下を失い、義足を付けとるんじゃったな。

 リオ・オリンピックの優勝記録は8メートル38だったけど、彼の自己ベストは8メートル40! そもそもレームはパラリンピックではなく、健常者と競う“オリンピック”に出場するはずだったんだ。2012年のロンドン・オリンピックでは、彼と同じように義足を装着した選手が出場して拍手喝采を浴びていた。

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