日本400メートルリレーの4年後 「スプリンター遺伝子」が左右

スポーツ週刊新潮 2016年9月1日号掲載

 もとより4人の個の力が歴代チームより格段にアップしたことは論を俟たない。果敢に攻めたバトンパスワークにも目を見張るものがあった。結果、米国をも上回る銀メダルで世界を驚愕させた日本の陸上400メートルリレー。もっともこれらを可能ならしめるパワーの根源は「スプリンター遺伝子」にあるという。それは奴隷貿易という世界史上の悲劇の代償として生まれたものなのか。謎のベールに包まれた“天賦の才”が4年後のメダルの色を左右する。

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 目下、ケンブリッジ飛鳥(23)を始め、日本のリレーメンバーの中に100メートルを9秒台で走れる選手はいない。

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