日本を代表して戦ってきた自分が、ホンハイで働くわけには――元専務の悲壮な覚悟 シャープ戦犯たちの終戦(3)

企業・業界週刊新潮 2016年7月7日号掲載

 ジャーナリストの大西康之氏が、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下企業になるシャープの“終戦”を取材した。現場社員からは、“戦犯”である経営陣に対しての怒りの声が上がり、特に「液晶のプリンス」と呼ばれた片山幹雄元社長に批判は集中する。2013年にシャープを辞めた片山氏は、その後、日本電産の顧問に就任。液晶事業で自身の「右腕」だった廣部俊彦氏ら、シャープ時代の“お友達”を日本電産に集めている。

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 新天地を見つけた片山氏とは対照的に、雲隠れしているのが片山氏の前の社長、町田勝彦氏である。

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