“親日国”バングラデシュでなぜテロが起きたのか 45年の闘争史

国際週刊新潮 2016年7月14日号掲載

 北海道の2倍ほどの面積に約1億6000万人を抱えるバングラデシュは「日の丸」を参考に国旗を作ったほどの親日国である。そんな国で、日本人がテロに巻き込まれるのは何ともやるせない話だが、根底には同国が抱える権力闘争の歴史があった。

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「バングラデシュの国民は識字率もまあまあで、なおかつ人件費が安い。それもあって、味の素やYKKなど大企業がこぞって進出し、アジアでも有数の経済成長(6・55%)をとげています」(東京外語大の飯塚正人教授)

 今回、犠牲になった7人がダッカにいたのも同国の発展と無縁ではない。

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