ヤクルト山田哲人、六冠王の目前でぶつかる「壁」とは
好事魔多しというけれど、暗影など微塵も窺えないのが、ヤクルトの4番打者・山田哲人(23)である。昨年のV戦士も、今季はチームが最下位争いと低迷。ひとり「打撃六冠王」を見据えて気を吐いている。行く手に壁はありやなしや。
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10年のドラフトでヤクルトが「外れの外れ」で1位獲得した山田は、14年に日本人右打者シーズン最多安打の新記録を樹立。そして昨年、これまた球史に残る成績を残している。
「ソフトバンクの柳田悠岐とともに3割30本30盗塁のトリプルスリーを達成し、あわせて史上初となる本塁打王と盗塁王の同時獲得も達成したのです」
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