こんな記事も読まれています
元プロデューサーが指摘するフジテレビ凋落の原因
かつて“楽しくなければテレビじゃない”をキャッチフレーズに年間視聴率3冠王の座に君臨したフジだが、近年は民放4位が定位置となり、テレビ東京に追われる立場だ。
「なぜこのような事態に陥ったのか」を歴史や社風などから丁寧に分析したのが、『フジテレビはなぜ凋落したのか』(新潮新書)だ。著者の吉野氏は、報道部の記者や情報番組のプロデューサーを務めた同社の元社員。その吉野氏にあらためてフジテレビ凋落の原因を訊いてみた。
「なかなかその理由をひとつに絞るのは難しいのですが」と前置きしつつ、吉野氏はフジテレビと世間に生じた“ズレ”を指摘する。...
つづきを読む
こんな記事も読まれています
街中に潜む家賃が割安なエリア「家賃断層」が地域再生の起点となる
■地域再生の成功学(3)
北九州市の中心地・小倉地区。経済停滞で空きビルが目立ち閑散としていた魚町周辺エリアが、にわかに活気を取り戻している。ここ数年、歩行者通行量が増え続け、従業者数や新規起業者数も急増中なのだという。
なぜ人口減少と経済衰退が続く北九州市で、商業地区の再生が実現したのか?
『里山資本主義』の著者で、地域再生の専門家の藻谷浩介さんが注目するのは、「小倉家守プロジェクト」を手掛ける都市再生プロデューサー清水義次さんが提唱する「家賃断層」という概念だ。...
つづきを読む