佐藤天彦新名人90分インタビュー(2) 将棋界の“貴族”

社会週刊新潮 2016年6月16日号掲載

“絶対王者”羽生善治四冠(45)に4連勝し、佐藤天彦(あまひこ)八段(28)が名人戦を制した。5月13日に行われた第3局では76手で佐藤新名人が圧勝し、5月26日の第4局も129手で激闘を制した。1局目の惜敗後、“貴族”と呼ばれる所以の趣味で気分転換できたことも、反転攻勢に転じられた理由の1つだという。

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「タイトル戦の対局者は、基本的に和服を着用します。王座戦などと違って名人戦は2日制ですから、対局先には気分転換のために羽織紐や襦袢、足袋などを幾つか持って行きました。

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