稲川会幹部も逮捕 主婦やフリーターが“運び屋”になる金密輸

社会週刊新潮 2016年6月23日号掲載

 ヤクザもすなる密輸といふものを、女もしてみむとてするなり――。などと書けば、『土佐日記』の著者・紀貫之は顔をしかめるかもしれないが、このところ、日記ならぬ“金の密輸”が主婦やフリーターに大流行しているという。素人まで手を出すようになった、その“仕組み”とは――。

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 まずは“玄人”の手口から、金密輸で儲ける最新のカラクリを解説しよう。

 警視庁は今月8日、指定暴力団稲川会系の幹部ら6人を関税法違反などの容疑で逮捕。実に110キロを超える金の延べ棒を、プライベートジェットを使ってマカオから密輸しようとした疑いが持たれている。

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