高倉健の豪邸が取り壊しへ 元妻と暮らした思い入れのある場所

芸能週刊新潮 2016年6月2日号掲載

「遠ざかる記憶のなかに花びらのようなる街と日日はささやく」と寺山修司は詠む。街を構成する建物もまた、散りゆく定めに違いない。映画俳優・高倉健(本名・小田剛一)が鬼籍に入ったのは、2014年11月10日のことである。享年83。つまり今年三回忌を迎えるのだが、それを待たず、世田谷の6億円豪邸で解体工事が始まったのだった。

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 東急田園都市線の二子玉川駅から徒歩10分。低層の邸宅やマンションばかりが立ち並ぶ閑静な住宅街にあって、敷地約260坪を有するその家はひときわ存在感を放っている。

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